大船鉾。 大船鉾・後祭20190027

大船鉾(凱旋舩鉾) 京都通百科事典

大船鉾

大船鉾の始まりは、四条町では「祇園社記」の記事に基づき、嘉吉元年 1441年 の建立とされています。 「康富記」の記述から、応永29年 1422年 にはすでに存在したという説もあります。 いずれにしても応仁の乱以前からの古い歴史を持っています。 その応仁の乱 1467年 には他の山鉾とともに焼失、23年後の明応9年 1500年 に再興したといわれています。 しかし、その年の鬮順の記録には出ていないので、完全な復興は数年後かもしれません。 その頃は人形だけを乗せた比較的簡素な「舟」でしたが、江戸時代に入り、次第に装飾が加えられ、囃子も加わって、「船鉾」と呼ばれるようになりました。 天明の大火 1788年 で神功皇后の御神面を残して焼失、文化元年 1804年 には以前にも増して豪華な鉾として再興されました。 現在残る懸装品や金幣はこの後に整えられたものです。 しかし、元治元年 1864年 の禁門の変により木部など多くを焼失、以後は休み鉾となります。 その後は御神体と懸装品を飾るだけの居祭りを行ってきましたが、平成7年 1995年 にはそれも休止、神事のみとなりました。 しかし、平成9年 1997年 には宵山の囃子が復活、平成18年 2006年 には飾り席も復活し、平成24年 2012年 には明治3年 1870年 以来142年ぶりに唐櫃による巡行復帰を果たしました。 そして平成26年 2014年 7月24日 この年より後祭が復活 、大船鉾は150年ぶりに復興を遂げ、祇園会の巡行列の掉尾を飾りました。 祇園祭には神輿をお迎えする「前 さき の祭」とお送りする「後 あと の祭」があり、それぞれに山鉾が巡行します。 新町通りの綾小路をはさんで南の船鉾は前の祭に、北の船鉾は後の祭に巡行していました。 二つの船鉾は同時に巡行することがなかったので、江戸時代以降はともに「船鉾」と呼ばれていました。 区別する場合は祭の日程から「十四日船鉾」と呼ばれていました(当時は旧暦の6月14日に後の祭が行なわれていました)。 居祭りを行うようになってから、町内では「凱旋船鉾」と称するようになりました。 これは、前の祭の船鉾が神功皇后の出陣を表すのに対し、後の祭の船鉾は戦に勝った凱旋の船を表すものであることによるものです。 昭和59年(1984年)の伝統工芸博覧会において凱旋船鉾の復元展示(レプリカ)が行なわれましたが、ちょうどそのときに韓国の全斗煥大統領が、第二次大戦以後韓国の大統領としては初めて訪日されることになり、さらに上洛されるということで、国際情勢に鑑み四条町が名称を変更することにしました。 その際、「祇園社記」に記述されている「大船」の呼称をもとに、「大船鉾」と称することとしました。 町内には前の祭の船鉾より大きかったという伝承もありますが、同時に巡行したことがありませんので、真偽の程は不明です。 四条町は新町通にあり、北は四条通、南は綾小路通です。 北側の通り名を町名とするのは、山鉾町では新町通のみに見られ、当町のほか、八幡山の三条町と北観音山の六角町があります。 新町通には豪商や武士の屋敷などが立ち並ぶたいへん栄えた通りで、四条町も豊かな町でした。 そこで、町内が北四条町と南四条町に分かれ、一年交替で巡行を受け持っていました。 北四条町が出すときには舳先に龍頭を掲げ、南四条町が出すときには御幣を掲げて巡行していました。 南四条町の金幣は残されていましたが、北四条町の龍頭は元治の大火で焼失したため、復興初年と二年目は金幣を掲げての巡行となりましたが、平成28年(2016年)に龍頭を復元(新調懸装品の項参照)し、これより古に倣い隔年での巡行を致します。 現在、龍頭は存在しませんが、南四条町の金幣が残されています。 明治以降、南北の区別は無くなりました。 船鉾町 当時袋屋町 や岩戸山町でも南北に分かれていたようです。 山鉾町は祭礼に際して協力してもらう寄町を持っていました。 北四条町の寄町は、 東洞院御池下る笹屋町、柳馬場二条下る等持寺町、 高倉四条上る帯屋町、高倉錦小路上る貝屋町の四町 南四条町の寄町は、 東洞院御池上る船屋町、柳馬場御池上る虎石町、 二条東洞院東入る松屋町、二条高倉東入る観音寺町の四町 なお、かつて船屋町から鉾を移したという伝承があります。 祗園御霊会細記にも 「此鉾いにしへ東洞院御池上ル町にありけるよし、夫故今も船屋町と伝」とありますが 続いて「此説甚不審あり、猶可考」との記述もあり、これについては今後の研究が待たれるところです。 神功皇后は仲哀天皇の后で応神天皇の母です。 応神天皇を身ごもりながら海を渡り、新羅・高句麗・百済を平定したといわれています。 祇園祭では占出山・船鉾・大船鉾が神功皇后を祭神としています。 戦のゆくえを占うために鮎を釣られた姿を表しているのが占出山、戦に出陣する船を表しているのが船鉾、戦に勝って凱旋する船を表しているのが大船鉾です。 そのため、船鉾の御祭神は鎧姿ですが、大船鉾の御祭神は鎧を脱ぎ狩衣をまとったお姿です。 また、船鉾には渡海の無事を守るために住吉明神・鹿島明神・安曇磯良の三神がお供されています。 大船鉾の御祭神である神功皇后は元治の兵火の際にも難を逃れました。 とくに御神面は天明の大火をも免れたもので、町内の人々により大切に守られてきました。 宵山の際には飾り席にお祀りしています。

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大船鉾・後祭20190027

大船鉾

祇園祭ちまき販売(後祭) 祇園祭ちまき販売(後祭)2020(日程・時間・・・)を紹介しています。 ちまき販売日(後祭)は毎年7月21日から23日までの宵山期間中です。 ただ7月20日から販売する山鉾もあります。 ちまき販売ではちまき以外にも手拭などのグッズを購入できる場合もあります。 ちなみにちまきなどを購入すると山鉾に搭乗できる場合があります。 ただ日程は山鉾によって異なります。 一部の山鉾町では7月20日から会所売店(鯉山・大船鉾)がオープンします。 (下記参照)(売り切れ注意・変更の可能性あり) ・・ 【祇園祭ちまき販売(後祭)2020 アクセス・マップ地図】 場所・・・京都府京都市中京区 最寄り駅・バス停・・・四条駅・烏丸御池駅 アクセス路線は次の通りです。 北観音山・・・関係者配布 南観音山・・・21~23日(12:00~21:00) 橋弁慶山・・・21日(13:00~23:00)・22~23日(9:00~23:00) 鯉山・・・20日(12:00~18:00)・21~23日(10:00~22:00) 浄妙山・・・21~23日(10:00~22:00) 黒主山・・・21日(12:00~21:00)・22~23日(10:00~21:00) 役行者山・・・21日(10:00~22:00)・22~23日(9:00~22:00) 鈴鹿山・・・21~23日(12:00~22:00) 八幡山・・・21日(13:00~23:00)・22~23日(9:00~23:00) 大船鉾・・・20日(19:00~21:00)・21~22日(10:00~22:00)・23日(10:00~21:30) 鷹山(休み山)・・・21~23日(10:00~21:00) 【祇園祭ちまき販売(後祭) 簡単概要】 祇園祭ちまき販売日(後祭)は7月21日から23日までの宵山(後祭)期間中です。 (日程が異なる場合あり。 )ちまき販売は山鉾町の会所や山鉾付近で行われています。 宵山(後祭)期間にはちまき(粽)以外にも手拭などのグッズを販売する山鉾もあります。 ちなみにちまきなどを購入すると山鉾に搭乗できる場合があります。 なおちまきは購入後に家の玄関の軒下などに吊るし、古い粽は山鉾町や八坂神社などに納めます。 ちまきは八坂神社の祭神・牛頭天王(素戔嗚尊)と牛頭天王を快くもてなした蘇民将来(そみんしょうらい)に由来しています。 牛頭天王は体は人だが、頭には牛のような角が生えていたことから后になる者はいなかった。 しかし鳥のお告げから后を求めて旅に出た際、富豪の巨端将来は宿を断り、貧しい蘇民将来は粟の粥で快くもてなした。 その後牛頭天王は竜女と結ばれ、巨端将来には罰を与えて一族を滅ぼし、蘇民将来は牛頭天王の教えに従って、茅の輪を腰に付けたところ疫病を逃れることができ、子々孫々まで繁栄したと言われ、粽の護符「蘇民将来之子孫也」の由来になっています。 なお北観音山は上り観音山とも言われています。 なお南観音山は下り観音山とも言われています。 八幡山の鳥居には夫婦円満を象徴する雌雄の鳩が向かい合って止まっています。 大船鉾は船鉾とほぼ同型だが、船鉾よりも一回り大きくなっています。 大船鉾は船鉾が出陣の船鉾と言われるのに対し、凱旋の船と言われています。 当サイトの情報はあくまで参考情報です。 イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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大船鉾の曳き初め

大船鉾

すなわち、お客様からご注文をいただき、ご注文時に使用用途をご記入いただいた内容に沿って、 (公財)祇園祭山鉾連合会が販売及び使用について承認を行い、写真がダウンロード可能になります。 承認は、ご注文日より3営業日程度です。 GW、祇園祭開催中、夏季休業、年末年始は遅れる場合があります。 ご指定期間内でのお支払いができない場合はお問い合わせください。 現金でのお支払はできません。 以上、予めご了承の上でご利用ください。 7MB 重複して利用する場合 下記項目の重複利用も可能です。 重複してご利用になる場合、ご利用項目中最も高額なものをご選択くだされば重複項目をご利用いただけるようになります。 2枚のご購入で20%引きとなります。 3枚のご購入で30%引きとなります。 商品選択 掲載媒体・使用サイズ(あくまで目安のサイズですので、近いものをご選択ください。

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